109BOXゴールに向かって走り続けている。 熱い思いを伝えるために。 これまで経験したことの蓄積を形にするために。 いままでにお世話になった方々への恩返しのために。 そして心地良い達成感を味わうため、ゴールに向かって走り続けてきた。 ゴールラインを間近に感じ、実はそこが本当のスタートラインだったことに気がついた。おれはもちろん、おれと2年前のスタートから障害物&借物競争を走ってきた仲間はアスリートではなかった。 おれたちが走ってきたのは真のアスリートのための助走だった。 スタジアムで待ちわびる観客の歓迎の声に応え、将来に向かって開かれたコースを走る真のアスリートたちは、おれたちに途中から合流して伴走してきた素敵なチームのメンバーだ。 おれたちは彼らがベストの状態でスタートを切るためのコンディショナーだ。練習用のトラックでアスリートのためのシミュレーションを繰り返し試してきた。 3日後に彼らはスタートラインに立つことになる。 そのとき、おれはスタートラインの上にはいない。 おれは、彼らが走る、いや最初は歩き始めるためのサポーターだ。 ときには彼らのナビゲーターとなって大きなエールを送り、ときにはエネルギーを補給する。彼らのうち誰かが怪我をすれば、代走することもあるかもしれない。 新しいスタートを目前にして、おれたちが一緒に設計してきたコースをおれも走りたくなった。 しかし、この想いを抑えて、彼らに未来を託そう。 アスリートたちのスタートは目前に迫っている。 おれは長かった自分たちのゴールに向かってラストスパートだ。 ジュークボックスがアメリカから日本に入って半世紀以上がたち、飲食店、遊戯場、ホテルなどで使用された全盛時代もあったが、カラオケが導入された今では、ジュークボックスは忘れ去られている。 しかし、ジュークボックス独特のアナログ的な響きやディスプレイの魅力にひかれているファンがいる。 アスリートたちがパフォーマンスを繰り広げるスタジアムでは、多くの分野の人々の活動が始まる。アスリートと一緒に観客の皆さんがスタジアムの中を走り始める。 たくさんのレコード盤の代わりに、いろんな音色の人々の活動が楽しく魅惑的なハーモニーを醸し出す。 そんな皆さんの活動への期待とスタジアムの開館が午前10時から午後9時という2点をコラボして、「109BOX」というサブネームを新しいスタジアムにプレゼントした。 数字とアルファベットで表すことで若い世代のセンスを取り入れ、「じゅーくぼっくす」という音色が懐かしい世代の思い出を呼び起こす。 そんな思いをネーミングしてみた。 おれはとっても気に入っている。 あなたも“109BOX”の夢を奏でる音色の1人になりませんか。 ジャンル別一覧
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